7・6浜松まちづくり公社解雇撤回裁判・和解報告集会

 

2014年7月6日、浜松市内で浜松まちづくり公社解雇撤回裁判の和解報告集会がもたれた。この裁判は、まちづくり公社の1年有期雇用職員として13年半の間、勤務してきた岡本さんが、2012年3月に解雇されたため、2012年7月に起こしたものである。裁判は、2年後の2014年5月に和解が成立し、解決金として300万円が支払われた。

集会では遠州連帯ユニオンから、この間の裁判の経過と支援への感謝の意が示され、支援してきた静岡県共闘、静岡ふれあいユニオン、国労浜松支部などから激励の発言がなされた。

今回の裁判を担当した地裁の裁判官の特徴は、経営側の主張を取り入れ、判決文は書かずに、和解をすすめる傾向にあった。このなかで、連帯ユニオンは裁判提訴により、不当な解雇をさせないという意思表示、解決金による当該の救済、支援体制の強化などをすすめてきた。

今後は、連帯ユニオン関係では、掛川真砂館料理長解雇裁判の判決があり、新たに7月には電興社パワハラ事件裁判を提訴する。連帯ユニオンはこれらの裁判への支援を呼びかけている。   (T)