8・6『9条の窮状を救助せよ!大作戦』浜松集会・デモ

2014年8月6日、浜松駅前で静岡県弁護士会の主催による『9条の窮状を救助せよ!大作戦』と題しての集団的自衛権反対集会とデモがもたれ、250人の市民が参加した。

 集会では伊豆田、小笠原、塩沢弁護士らが、内閣の勝手な憲法解釈によって集団的自衛権の行使を認める決定をおこなったことに抗議の意思を示し、原弁護士らはギター演奏とともに、戦争を知らない子どもたち、HEIWAの鐘、イマジンなどを歌った。この集会は同日、静岡、沼津でも開催され、のべ600人が参加した。

 デモでは、集団的自衛権の行使に反対して、「戦争に参加しなくて何が悪い!」、「ブルースリーとかけて何ととく、その心は?、拳法(憲法)を大切にする」、「明日は閣議決定を撤回してくれるかな」「公務員は憲法を守れ!」などとコールして歩いた。

 「HEIWAの鐘」(仲里幸広)の歌詞には、「脅かすことでしか 守ることができないと くり返す戦争(つみ)忘れゆく 愚かな権力(ちから)よ」「この地球(ほし)に奇跡を起こしてみないか 拳をひろげてつなぎゆく 心はひとつになれるさ」とある。ここには日本国憲法の理念がわかりやすい言葉で組み込まれている。若い世代の弁護士たちが立憲主義と平和主義を否定する安倍政権の横暴に、はっきりとNO!の声をあげた。その声に、多くの市民が応えた日だった。