8・14遠州連帯ユニオン第19回定期大会開催
2022年8月14日、遠州連帯ユニオンの定期大会がもたれ、新役員が選出された。
この1年、組合には多くの相談が寄せられた。
無期雇用から有期雇用に切り替えさせて、退職届を書かせて、解雇する。労働災害でけがをしても休業補償をしない。
雇用契約の期間満了前に派遣先の仕事打ち切られた。
濃厚接触者とされ休業した結果、派遣先から契約解除された。
給料の前貸しを依頼したら解雇された。
いきなりラインに入れられ、隣の従業員に方法を聞いたら、私語とみなされ、解雇された。
契約書もなく、社会保険にも入れず、発熱し仕事を休んだら、解雇された。
作業中に転倒したが、転倒理由不明とされ、労災認定の手続きがされない。
労災申請したら、時給を下げるといわれた。安全装置の不具合で指をけがしたが、労災隠しされそうになった。
濃厚接触者となり、休業を申し入れたが認められず、解雇され、派遣会社は労働局の斡旋にも参加を拒否した。
作業ミスを指摘され、休業を指示され、時給の安い派遣先を提示された。
1か月契約を6回更新し雇止めされた。
パワハラを訴えたら、解雇された。
派遣社員から非常勤職員とされたが、正規職員との格差が大きい。
派遣先がベトナム技能実習生を受け入れることになり、時給を1300円から1150円とするといわれ、拒否したら解雇された。
雇用保険未加入、所得税未徴収、社会保険未加入の状態で仕事が終わると解雇する。
多くがブラジルなど外国籍の労働者からの相談である。労働者を人間扱いしていない実態である。
連帯ユニオンは県労働委員会に伊藤車輛での不当労働行為の救済申し立てをおこない、会社側が不当労働行為への遺憾の念の提示、その損害賠償として110万円支払いという勝利的和解をえた。定期大会では弁護士からその報告を受けた。 (t)