静岡県知事様                    2006年1月6日

                         富士を撃つな!実行委員会

東富士の戦争の拠点化と御殿場からのイラクへの派兵に対し、

県知事が中止の意思表示をおこなうことを求める要請書

 

1月6日午後、イラク第5次復興業務支援隊約100人の出国報告式が防衛庁でおこなわれました。この5次隊は静岡県の駒門をはじめ、朝霞、相馬原、松本など関東やその周辺の約30駐屯地の隊員を中心に構成されているといいます。

さらに1月から2月にかけて、関東を中心とする陸自の第9次イラク派兵がおこなわれようとしています。このなかには御殿場の板妻駐屯地などからも派兵されます。

12月14日、ブッシュ米大統領はイラク戦争開戦前の多くの情報が誤りだったことは事実とし、戦争について「大統領としての責任がある」と認めました。バグダッドへと空爆を始めたこと自体が誤りであることが明らかになりました。その米軍を支持し、米軍を支援するために「人道復興支援」の口実で自衛隊を派兵していることも誤りです。

この間、わたしたちは東富士での、沖縄104訓練の移転訓練や日米共同訓練の中止を求めてきました。今回の御殿場の部隊のイラクへの派兵は、静岡の部隊が米軍と共同し、イラク民衆を敵として攻撃することになります。それは富士でおこなわれてきた軍事訓練が実戦に移されるものです。わたしたちはこの派兵に断固として抗議し、派兵の中止を求めるものです。

現在、米軍の再配置を巡って、日本列島の米軍基地化がすすめられようとしています。キャンプ富士にも海兵隊が移転しその訓練を強化する可能性があります。座間への米軍第1軍団の移転をめぐっては、自治体が反対の声を強く打ち出しています。このような抗議の声は全国各地におきています。

いまこそ、東富士の戦争の拠点基地化と御殿場からのイラクへの派兵などの中止を求め、積極的に発言すべきと考えます。

静岡県知事においては、人間を大切にし、平和的に生存できる社会を形成するという立場から、今回の御殿場からのイラク派兵に対して、反対の意思表示をおこなうことを強く求めます。

    連絡先 富士を撃つな!実行委員会