イラク人ジャーナリスト、ハッサン・ア・ハッサン・アボットさんから4月12日にメールをいただいた。ハッサンさんは2005年3月4日に静岡で開かれた「自衛隊の即時撤退を求める平和集会」(「イラク自衛隊派兵違憲裁判の会」主催)にゲストスピーカーとして参加。生々しいイラクの現状を語り、最後に「憲法九条を持つ日本こそ世界に平和を広めることができるし、イラクを平和な国にする手助けができるはずだ」と熱いメッセージを語ってくれた。今回のメールは3月4日の集会でのカンパへのお礼と、4月24日開催の「満月まつり・浜松」への連帯のメッセージとして寄せられた。
以下にその原文と訳文を紹介します。
all my people in Iraq are very grateful to you ,they will never forget
your favour ,when I came back from japan I gave some money,medicine,food,clothes
to many families here , you can see in the pictures the family of jabbar
they could get somemedicine and clothes and he still have one boy need
atreatment and i bought a donkey to the man you can see in the picyures
because his family died in the war so he needs to by a cart and sell oil
to get some money ,any way I did my best to save some Iraqis ,I told them
that is the support of the Japanese and they said we need more and more
,we dont need an army we need some help to survive. the families that
I gave them some help think of your help and thank you so much.
hassen
Iraq
(訳)
親愛なる友人へ。
イラクの人たちはあなた方に大変感謝しています。みんなあなた方の好意を忘れることはありません。私は日本からイラクに帰って、多くの家族にお金・医薬品・食料・衣類などをあげました。写真にあるようにジャバルの一家は医薬品と衣類を得ることができました。父親には息子がもう一人いて、その子は治療が必要です。私はこの人にロバを一頭買ってあげました。彼の家族は戦争で亡くなってしまって、石油を売ってお金を得るに荷馬車を買う必要があるからです。とにかくイラクの人たちを救うために私はできるだけのことをしました。支援物資は日本人にからのものだとかれらに言ったところかれらはこう言いました、「われわれはもっと多くの支援が必要だ。われわれに必要なのは軍隊ではなく、生きていくための支援なのだ」と。
支援物資を受け取った家族はあなた方の支援に大変感謝しています。
ハッセン
(イラクにて)