●竹内康人編著----------------------------------------------------------
「戦時朝鮮人強制労働調査資料集−連行先一覧・全国地図・死亡者名簿−」
(神戸学生青年センター出版部、2007年8月、B5、234頁、1575円)
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<目 次>
 はじめに
1、戦時朝鮮人強制労働調査の現状と課題
2、強制連行期朝鮮人強制労働現場一覧
3、強制連行全国地図
4、強制連行期朝鮮人死亡者名簿
 おわりに


神戸学生青年センター出版部http://ksyc.jp/publish/

人権平和浜松でも取り扱っています。(FAX0534224810へ)


毎日新聞に紹介記事が載りましたが、誤解を生みかねない記述があるので、少し意見と訂正を加えます(竹内)。
問題のある記述部分は青色、意見・訂正は赤字

<強制連行>朝鮮人死者7750人の氏名判明 

2007年9月16日毎日新聞

 前略

 終戦までに、軍人・軍属として24万人以上(軍務では36万人)民間人(鉱山や工場などの労務で)は70万人以上が過酷な労働に従事させられたとする説が多い。このうち死者名(労働者名簿)は、旧厚生省勤労局が約9万人分の名簿を1946年に作成(1946年に作成した名簿のうち発見されたものを)、91年に韓国政府に「朝鮮人労務者に関する調査」として提出した。
 しかし、(この労働者名簿に掲載された死者名は)氏名以外のデータに乏しく(乏しいものもあり)、調査内容を入手した竹内さんは、▽一部の自治体に保存されていた「埋火葬認可証」▽北海道や九州などの炭鉱企業の従業員名簿▽自治体や市民団体が発行した書籍――など100点以上の資料などと照合。
 後略