NO!イラク派兵 静岡・浜松1月行動報告



 12月9日、政府防衛庁は、イラク派兵計画を策定し、12月26日には空自の先遣隊を派兵
した。2004年1月9日には陸自先遣隊と空自本隊の派遣命令をだし、16日には陸自先遣
隊を派兵し、1月22日には空自本隊の100人余を政府専用機で、26日には空自のC130
輸送機3機の50人を派兵した。また、同日陸自本隊と海自の派兵命令を出した。空自本隊
には浜松基地からの6人(21日にバスで小牧へ)が含まれた。
 この派兵がおこなわれる中で、朝霞では日米共同訓練、日出生台では米海兵隊の訓練、さ
らに1月29日には朝鮮への経済制裁法案が衆院を通過し、31日未明にはイラク派兵承認案
が衆院を通過した。

 この動きに対し、1月10日、9日の派遣命令に対して抗議文、浜松の仲間が11日呉での派
兵反対行動への参加、15日陸自先遣隊派兵に抗議しての浜松プラタナスアピール、16日陸
自先遣隊派兵抗議文、17日小牧基地での1400人による人間の鎖への参加(浜松静岡から4
人)と小牧での要請書の読み上げ、浜松でのプラタナスアピールと派兵を問う連続講座の開催
(20人)、同日の東京防衛庁行動では要請書を提出した。

 三島、藤枝でも抗議行動が取り組まれた。

 NO!AWACSの会、平和と人権のための市民行動も呼びかけ団体となったイラク派兵反対の
意見広告が、朝日新聞に16日付けで出され、浜松・静岡からも賛同が寄せられた。


 18日には浜松基地へと浜松からの派兵に反対して緊急要請(4人)、同日の朝霞での日米
共同訓練に対する抗議文提出、21・22日空自の本隊派兵に抗議してプラタナスアピール(9
人・10人)、25日静岡での派兵反対デモ(60人)、26日小牧からのC130の派兵に対してプ
ラタナスアピール(10人)と抗議文、29日の衆院での経済制裁法案審議に対しての撤回要請、
と反戦平和の活動をおこなってきた。

 2004年1月から2月はこの国の歴史が大きく変わっていくときである。