07.11.29       静岡で「9条を世界へ!平和市民ネットワーク」結成

 1126日、静岡で「9条を世界へ!平和市民ネットワーク」が結成された。この会は静岡県のイラク派兵違憲裁判の会が再編されたものである。集会には40人が参加、恒久派兵と憲法改悪に反対する活動をおこなっていくことを合意した。

記念講演では、県立大の宮田律さんがアフガニスタンの現状を紹介した。宮田さんは、2007年のアフガニスタンでの市民の死者が5000人以上とみられること、米軍やISAF(NTATO主体の国際治安部隊)の攻撃でその死者が増加していることなどを示し、日本のすべきことは、タリバンを含めてアフガニスタン人の希求を理解し、民生支援によってその社会の政治的経済的改善を後押しすることであり、インド洋の給油ではないとし、武力による負の連鎖から脱却すべきとした。                                                      (T)