静岡市 山内徳信講演会2008.2.22

 

静岡市内で沖縄・読谷出身の参議院議員山内徳信さんの講演会がもたれ、70人が参加した。

徳信さんは、国会での活動を紹介しながら以下のことを呼びかけた。

抵抗は民主主義の権利である。町づくりは基地に頼らずおこなうべき。戦争をはじめるのも終わらせるのも人間であり、軍隊は国民を守らない。読谷の米軍基地を撤去させるために村長自らアメリカで交渉したが、基地問題は国の専権事項などではない。真剣に立ち向かえば人為の問題は動かせないものはないと考える。日本は劣化し末期状況にあるがそれを変革する新しいエネルギーが必要であり、若い層に新しい芽を創ることが大切だ。

徳信さんは島田高校で教員をしていたことがあるが、当時の生徒と集会会場での出会いもあった。『先生と出会い人生観が変わった』元生徒は述懐していた。徳信さんは「教科書が、教育が真実を語らなくなったとき、政治は音を立てて戦争の方向に向かっていく」と教科書検定に抗議している。そのような徳信さんの真実と平和への情熱にあふれた講演会だった。

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