昭和の日に考える集会・静岡2013.4
2013年4月29日、静岡市内で「昭和の日に考える集会」がもたれ、70人が参加した。集会では管孝行さんが「迫りくる安倍政権の改憲の動きとどう闘うか 天皇元首化と9条改悪」の題で話した。
菅さんは、民主党政権の失敗につけこむかたちで安倍政権が96条改憲を突破口に憲法改悪を狙っている動きを示し、天皇元首化と9条改悪の問題点を示した。菅さんは、9条改悪はアメリカへの軍事的な従属がいっそう高まることであり、原子力政策全体のアメリカへの従属と連鎖していることを指摘し、民衆の自立的な結社による闘争の深化と発展による天皇制の打倒への展望を語った。
討論では、安倍の化けの皮は次第に剥がれていくこと、安倍の自主憲法案は軍事的な対米従属の永久固定化となること、安倍の政治信条は東京裁判を否定するものであり、アジア、アメリカとの対立につながるものであること、自民党の改憲案は国民を憲法で縛るという時代錯誤のものであること、歴史をうそでごまかすやり方は通用しないことなどが明らかにされた。 (T)