2015・7 沖縄の旅

7月18日、キャンプシュワブ・ゲート前座り込み1周年の記念日「7・18辺野古アクション〜沖縄の未来は沖縄がひらく」が開催された。市民ら700人が横1列になって手をつなぎ「人間の鎖」でフェンス沿いを包囲し、ウエーブした。
 ゲート前には、稲嶺進名護市長、糸数慶子、照屋寛徳、赤嶺政賢らの国会議員も参加していた。午後は、歌、三線、カチャーシ、ハワイアンの踊りなどがあり、若い人からお年寄りまで多くの人たちが参加した。会場で海勢頭豊さんと久しぶりに話ができ、個人的にも有意義であった。

 

シュワブ・ゲートでは、毎朝6時40分頃、基地建設のための機材を運び込むために大型トラックが入ってくる。このトラックを身を挺して止めることが、ここでの闘いの目的である。
18日、朝6時30分、150人程の人が集まったが、この日の搬入はなかった。

 

 

「戦場の止み」

今年しむ月や 戦場の止み 沖縄の思い 世界に語ら

(今年11月の県知事選挙は、私たちのこの闘いに終止符を打つ時だ。その決意を日本中に、世界中に語ろうじゃないか)

 三上知恵監督の映画「戦場の止み」を、20日、桜坂劇場で観た。沖縄戦を生き延びた85歳の文子おばあ、ゲート前のリーダー・ヒロジ、建設業を営みながら一人でも辺野古の新基地建設に反対してきた渡具知さん一家を中心にすえ、前作「標的の村」同様の迫力である。
 “なぜ、沖縄だけに”とは言うまい。もう、我々の目の前にも沖縄が迫ってきているからだ。                           (池)