12・24カレーズの会 アフガニスタン視察・浜松報告会

 

20161224日、浜松市内でカレーズの会によるアフガニスタン視察報告会がもたれた。報告会では11月にレシャードカレッドさんとアフガニスタンのカンダハルを訪問した聞間元さんがカレッドさんとともに現地状況を映像を示して話した。

カンダハルにはカレーズの診療所がある。診療所には30人のスタッフがいるが、財政はカレーズの会が支えている。人々が診療を求めて朝早くから押し寄せるが、お金を払えない人が多い。アフガニスタンには医療保険がない。公立病院では診療は無料だが、薬は有料である。私営の病院は有料である。近年、大口の寄付が減り、経営は苦しく、期限切れが近い薬を分けてもらうことを依頼している。

アフガニスタンには出生届がないため、予防接種を兼ねて出生カードの登録ができる制度をすすめている。アフガニスタンの干しブドウ、アーモンド、ザクロなどの紹介もあった。アフガニスタンでの停戦がすすみ、民生活動がすすむようになってほしい。