3・20 3・20いのちを守れ!フクシマを忘れない
            さようなら原発全国集会

 
 

2017年3月20日、東京で「いのちを守れ!フクシマを忘れない さようなら原発全国集会」がもたれた。集会では、趙博、中川五郎、李政美、ジンタらムータなどが演奏し、福島からの避難者、被曝労働者、甲状腺基金などがアピールした。集会後、「原発再稼働反対」などを訴えて街を歩いた。

いま政府や東電が責任をとることなく、原発の再稼働、原発の輸出、放射能安全キャンペーン、避難の解除と避難者の帰還の強制、自主避難者の切り捨て、避難者へのいじめと孤立、健康被害の検診の軽視、原発処理費用の国民への転嫁、復興の名による事故隠しなどがすすめられている。福島事故から6年、問題は多い。

今回の集会は、福島事故による避難者・被害者と事故による被曝労働をテーマに設定された。原発事故の被災者に対する帰還の強制と補償の打ち切りは大きな問題である。避難の解除とは行政による帰還命令に他ならない。「復興」の名で、被害者の棄民化がすすんでいる。集会はそのような動きにNO!の声をあげた。