4.7 アメリカのシリア攻撃に抗議
2017年4月7日、アメリカのトランプ政権は、シリア内でのアサド政権による化学兵器の使用を口実に、ミサイルでシリア国内の空軍基地を攻撃した。トランプはこの攻撃を「美しい赤ん坊までが野蛮の犠牲なった」からと正当化した。
しかし、アメリカにシリア国内をミサイル攻撃する権利はない。反政府勢力に武器を売りつけて内戦を激しくさせたのはアメリカである。武器を売って殺し合わせ、他国の領土にミサイルを撃ち込む。ベトナムで枯葉剤を撒き、イラクで劣化ウラン弾を使い、深刻な化学物質による汚染をもたらし、子どもたちに大きな被害を与えた。それを詫びない国が、再び、戦争をおこなっている。アメリカは過去の戦争加害の清算から始めるべきである。
さらにアメリカは、朝鮮半島での戦争も準備している。シリアでの戦争の反戦の表現ができなければ、朝鮮での有事・事態・戦争に対応できないだろう。9条護憲の声など吹き飛ばされかねない。
敵基地攻撃論、先制攻撃論を、トランプが実行している。安倍政権はこの行動を支持している。政権が危機になれば彼らは戦争も起こす。いま声をあげるときだ、と4月7日夜、「NO WAR ON SIRYA」のスタンディングを雨の中、浜松駅前でおこなった。それをみたマレーシア人が共感の意思を示した。