8・20高田健・掛川集会
2017年8月20日、掛川9条の会が主催して、高田健講演「安倍改憲を阻止して、市民の力で政治を変えよう」がもたれ、80人が参加した。
高田さんはつぎのように話した。
安倍首相らの腐敗した政治と国家の私物化は支持率の急落と政治危機をもたらしています。けれども改憲の動きは止まっていません。内閣改造をした政権はその方針に、1億総活躍に加え、「世界の中心で輝く日本」と謳っています。
安倍政権は、最短では、2017年秋の臨時国会に改憲原案を出し、18年の通常国会中に改憲発議し、2か月から6か月以内で改憲の国民投票をおこなう動きです。
国民投票法には、低投票率でも改憲が成立する、資金力による有料コマーシャルの扇動などの問題があります。投票が国民意志とは逆の結果になりかねません。
総がかり行動の教訓は、総がかりという共同行動の形成、非暴力抵抗の活動、自立した市民の登場、政党と市民が連携した市民連合の結成などでした。それを基礎に、安倍改憲のまやかしを全国で宣伝し、安倍9条改憲NO!全国市民アクションといった歴史的な民衆運動を創っていくことが求められます。また、立憲野党4党の共闘と市民連合による選挙戦も必要です。
総がかりを超える総がかりをつくり、時期通常国会での改憲発議をくい止めましょう。また総選挙で勝利しましょう。 (t)