浜松駅前反原発金曜行動250

 

20171110日は、浜松駅前での反原発金曜行動の250回の日、20人ほどが集まり、原発反対、再稼働反対を歌とスピーチで訴えた。

この行動は2013年1月から始まり、2014年10月に100回、2016年11月に200回を迎えている。今回は、ギター3人、サックス1人、三線1人の演奏者が参加した。

2011年3月の福島第1原発事故以後、全原発が停止した。しかしその後は原発の再稼働の動きがすすみ、今年に入って、規制委員会は東電の柏崎刈羽の再稼働も認めるに至った。原発などなかったかのように、放射能の安全を宣伝し、帰還を強要し、補償を打ち切る動きも顕著だ。原発の廃絶、核の廃絶に向かって、力を合わせよう。 

 

ナカムラマサシ 銀のしずく

浜松オープンアートが開催され、浜松城公園でナカムラマサシが「銀のしずく」を展示した。オブジェ「銀のしずく」は、赤い4方の枠の上部に乳房状の布を配置し、そこから水が大地に落ちるというものである。

 フクシマ事故後の大地の汚染、それは言語という人間の精神への破壊の形をともなってすすんでいる。ナカムラはそのような大地と精神に覚醒の一滴を落とそうと試みる。見ようとしないものには見えないが、陽光のなか、赤い乳房から銀のしずくが落ちているのが見える。