12・15 浜岡原発廃炉問題学習会

2018年12月15日、浜岡原発廃炉問題学習会が御前崎市佐倉でもたれ、100人が参加した。
 集会では渡辺敦雄さんが浜岡原発の廃炉をめぐる動きについて話した。渡辺さんは東芝に在籍していたときに、浜岡原発を設計し、チェルノブイリ事故以後、原発の危険性を感じ、3・11以後は原発の危険性を訴えて活動している。
 集会では、米英では100年かけて廃炉するのに日本では40年で終わらせようとすることの危険性を示し、浜岡原発の排気塔の解体の際に、その噴煙に放射施物質が含まれ、周辺に拡散する危険性、廃炉作業する労働者の被爆管理の問題が示された。渡辺さんは、安全な廃炉には、中電と県民が工程進捗状況と被曝データを共有できる仕組みをつくることを提起した。