2・23天皇在位30年反対 天野恵一静岡講演



2019年2月23日、静岡市内で天皇在位30年反対集会がもたれ、天野恵一さんが「アキヒト天皇制とはなんだったのか」の題で講演した。
 天野さんは、アキヒト天皇制の特徴を、メディアを利用した慈愛と祈りの天皇像の宣伝、護憲の天皇像の演出、国事行為の枠を超えた公的行為の拡大の3点にまとめ、新たな即位礼のの問題点を示した。
 天野さんが語るように、アキヒトはマスコミにとって最高位のタレントのようである。天皇が憲法を守るというが、そもそも立憲主義では当然であり、言われてありがたがる筋の問題ではない。憲法上の規定のない行為を拡大していること自体が憲法違反である。天皇存在自体が政教分離に反する。天皇制を認めてしまう民主主義の意識に問題がある。
 天皇制の存在は人権を侵害するものである。アキヒトがアベと闘い、国民を守っているなどという宣伝のもくろみを見抜き、NO!の声をあげよう。        (T)