12・10南京大虐殺82周年の集い・静岡

 

2019年12月10日、静岡市内で南京大虐殺82周年の集いがもたれ、50人が参加した。

集会でははじめに、葛鳳瑾さんが、家族3人が殺された父親の南京での体験を話した。父親の葛道栄さんは父と叔父を日本軍に殺され、右足を銃剣で刺されたという。

続いて、孫宅巍さん(江蘇省社会科学院)が南京防衛戦での中国側の戦闘状況について話した。孫さんは南京の紫金山、光華門、中華門、雨華台などでの戦闘の状態を示し、南京防衛戦が抗日と反ファシズムの闘いであると評価した。

孫さんは南京大虐殺の前史として南京攻防戦を状態を具体的に示し、中国民衆の抵抗の状況を明らかにした。                          (t)