6・27更衣時間裁判・勝利報告集会


2020年6月27日、浜松市内で、郵政ユニオン主催による更衣時間裁判・勝利報告集会がもたれ、原告と支援の仲間など30人が参加した。
集会では、原告が勝利的和解の経過を話し、弁護団が勝利の歴史的意義を解説した。
この裁判は、郵政ユニオンの組合員が、2016年6月に職場での更衣時間を労働時間として認めることを求め、更衣時間分の未払い賃金の支払いを求め提訴したものである。2020年4月の和解では、ほぼ全額分の和解金を会社側が支払った。会社側は制服を着用しての通勤を原則禁止しておきながら、更衣時間を労働時間として認めようとしなかったのであり、裁判での追及により、和解の形で労働時間としての未払い分を支払わざるを得なかったのである。組合側は、全社員に未払い分の割り増し賃金の支払いを要求している。集まった仲間たちからは、激励のことばが、相次いだ。     (t)