10・19浜松総がかり行動

2020年10月19日、浜松総がかり行動がもたれ、雨の中、15人が参加した。
アベ政治を継承するスガ政権は発足から問題をあらわにしている。メディアをコントロールし、批判的な学者を排除するという姿に批判の声が集まっている。10月17日に行われた中曽根の葬儀には税金を投入し、学校に弔慰を求めることまでおこなった。参加者はアベスガ政治の問題点を示し、戦争させない、9条壊すなの意思表示をおこなった。
 中曽根は戦時中、主計将校であり、現地に「慰安所」をつくった。多くの女性が性の奴隷として苦しんだ。中曽根は戦後、原子力政策を日本に導入した。その結果が福島第1原発事故であり、多くの市民が社会を奪われた。中曽根は首相になると日本列島の「不沈空母」化を語り、軍拡をすすめた。中曽根はさらに国鉄の分割民営化をおこない、労組いじめと労働者の自死をもたらした。その責任は今も取られていない。中曽根が死ぬと今度は彼への弔慰の強制だ。文科省は協力を求めたというが、その通知は現場では強制となる。中曽根の死を悼むことで、首相の政治行為にまで服従させようとするやり口は許されざる悪行だ。(T)