1・19浜松総がかり行動

 2024年1月19日、JR浜松駅で戦争させない9条壊すな浜松総がかり行動が取り組まれ、15人が参加した。参加者は、戦争法廃止、核禁止条約批准、パーティー券裏金汚職糾弾、パレスチナ停戦平和などを訴えた。

●今政府はセキュリティクリアランス(適正評価)の名で戦争政策の経済分野での適用拡大を狙っている。特定機密保護法の民間ヘの適応拡大がすすむことになる。政府が機密条項と指定すれば取扱者には適正評価が義務づけられる。政府機関が犯罪歴や精神疾患、飲酒節度、借金、家族関係、同居者の国籍などを調査することになる。

●日本政府は核兵器禁止条約を批准しない。核兵器廃絶、再び被爆者を作らせないという立場で早期に批准すべき。

●パーティー券汚職で、安倍派は解散する。裏金を作った議員はみんな辞職すべき。嘘をつき脱税をしていた責任を取れ。民衆に大増税をしていた連中が裏金で私腹を肥やしていた。民衆のセキュリティクリアランスは、アベ政治の手法

とその汚職の浄化、そして戦争法自体をなくすこと。

●志賀原発が稼働していたら大事故になっただろう。大地が原発稼働による大事故を予感させている。老朽原発を今すぐ廃炉へ。

●ガザでの民族浄化の中止を、イスラエルは占領を止めろ。沖縄での基地建設代執行を中止しろ。 

 1・22核兵器禁止条約の批准を!浜松スタンディング

 核兵器禁止条約は2017年7月に国連で採択され、2020年10月に50番目にホンジュラスが批准し、21年1月22日に発効した。この日を記念し、日本政府による批准を求める全国行動がおこなわれた。浜松駅前ではスタンディングで連帯行動をとった。正午12時には平和の鐘を鳴らして核兵器禁止条約の批准と世界平和を願った。

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静岡・戦争させない!19日行動 

1月19日、「19行動・静岡」が取り組まれた(主催:戦争をさせない1000人委員会・静岡)。参加11名。「裏金問題」で自民党の現職国会議員が逮捕される事態を受けて、「19行動」でもこの問題に対する発言が多くあった。

●この問題を「派閥解消」や会計責任者の引責という形に矮小化すべきではない。問題は企業団体献金という「金」がものを言い、政策がその企業団体に有利なように偏る仕組み・自民党の体質だ。岸田政権は直ちに退陣して国民に信を問うべきだ。

●上川陽子外務大臣(静岡1区)は「政府の立場でお答えするのは差し控える」という発言を繰り返し、裏金問題に対して説明責任を果たしていない。無責任な態度だ。

●国民が黙っていたら権力者は好き勝手なことをやり続ける。国民はもっと怒るべきだ。選挙で自民党を勝たせてはならない。

●国民が物価高で苦しんでいるのに「裏金」は許せない。

●防衛費が突出し、そのための増税が今後私たちの上にのしかかってくる。防衛費倍増の5兆円があったら私たちの暮らしのためにできることはたくさんある。大学授業料無償化、児童手当の高校までの延長・所得制限撤廃、小中学校の給食無償化、などなど。

●軍拡ではなく対話による平和外交を!

道行く人たちは無関心の人が多いが、中には立ち止まって熱心に訴えを聞く若者(中学生?)、署名やカンパに応じる人、参加者に声を掛ける人など元気が出る反応の人たちもいた。訴えにはもっと工夫が必要だろうが、勝つためにはまずは諦めないことだ。(I)