5・1 第95回静岡県中部地区メーデー開催
2024年5月1日、静岡県中部地区メーデーが開催され、140人ほどが参加した。最初に静岡県労働組合共闘会議の鈴木英夫さんが、労働運動を拡大し、格差をなくし、時給最賃1500円を勝ち取ること、戦争に反対すること、政権を打倒することを呼びかけた。
集会では立憲民主党、社民党、緑の党、新社会党などがあいさつし、静岡ふれあいユニオン、遠州労働者連帯ユニオン、三島ふれあいユニオン、全日本建設運輸労組、郵政ユニオンなどが活動を報告した。静岡の活動ではベトナム人実習生への解雇解決支援が呼びかけられた。遠州連帯ユニオンの報告では「フリー!ガザ」の演奏があった。
市民運動からは、マイナカード、静岡空港、浜岡原発、リニア、沖縄などの課題への取り組みが報告された。 (T)
浜松でもメーデーが取り組まれ、スーパーシティを考える会がつぎのように発言した。
政府は今年の12月から現行の保険証を廃止しようと躍起になっています。マイナ保険証の利用率を上げるため今日から7月末まで「マイナ保険証利用促進集中取り組み月間」として病院に最大20万円を配ります。「あらゆるメディアを動員し、集中的な広報活動」を開始します。河野太郎デジタル大臣はマイナ保険証での受付をしない医療機関を密告するよう奨励しています。
マイナ保険証の問題はマイナンバーカードにかかわる政策はほんの入り口です。銀行口座との紐づけ、運転免許証との紐づけ、そして私たちの個人情報を、金儲けのために、企業が使い放題にできる社会を作ろうとしています。行き着く先は超監視社会です。「まず、現行の保険証を使いましょう」という運動を広げていきたいと思います。共に頑張りましょう。
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