5・1静岡県中部地区メーデー

2025年5月1日、静岡市内で静岡県中部地区メーデーが開催され、90人が参加した。

集会では、主催者の静岡県労働組合共闘会議の開会あいさつののち、静岡県労働組合評議会、立憲民主党、みどりの党、社会民主党、共産党、新社会党などの発言を受けた。

つづいて、静岡ふれあいユニオン、三島ふれあいユニオン、遠州連帯ユニオンなどの地域労働組合や郵政、全日建の労働組合が活動を報告した。バンドの演奏ののち、戦争させない1000人委員会、浜岡原発を考える静岡ネットワーク、共通番号制を考える会、静岡県リニア工事差止訴訟の会、空港はいらない静岡県民の会などの市民運動がアピールをおこなった。その後、市内をデモし、労働者の団結と戦争反対を訴えた。     (t)

同日、浜松市内でもメーデーが開催された。そこでスーパーシティを考える会はつぎのように発言した。 

政府は昨年12月2日「新しい保険証」を発行しないことにしました。それまでは随分報道もされ、多くの人たちも関心を持っていたと思っていましたが、最近では報道もめっきり減ってきたように感じます。そのような中、政府は昨年11月12日「デジタル庁財政改革会議」を立ち上げ、我々の医療データや金融データを利用するという法整備に乗り出しました。医療データでは、従来医療機関から医療機関に送られたものが、「全国医療情報プラットホーム」を作り私たちの医療データを一か所に集めて管理するようになりました。さらに、本人同意を形骸化し、介護保険手続きでのマイナンバーカード利用を原則化しました。今年3月24日マイナ免許証も始まりました。国は個人情報を社会で共有して大いに利活用するとして法整備を進めています。一体個人情報はだれのものなのでしょうか?「現行の保険証を残す」運動が試金石になると思います。     (I)