6・7蓮池安彦PFAS問題講演会
2025年6月7日、浜松市内で蓮池安彦さん(健生会)を招いてPFAS問題を考える集会がもたれ、80人ほどが参加した。蓮池さんはPFAS汚染について次のように話した。
PFASは軍用の水成膜泡消火剤で使用されました。米軍基地周辺での汚染の原因です。PFASは腎臓がん、精巣がん、甲状腺疾患、高コレステロール血症、妊娠高血圧症などのリクスがあります。子どもの染色体異常、労働者の間質性肺炎にも影響します。アメリカでは最大汚染物質レベルを4.0ng/Lにしていますが、日本は20 ng/Lと高い許容摂取量です。浜松では自衛隊基地の周辺でPFAS汚染が見られます。浜松基地下流の佐鳴湖の魚からPFASが検出されています。米軍横田基地では泡消火剤が使用され、その流出事故が起きています。横田基地には行政が立ち入り調査を行いました。住民も立ち上がっています。東京の民医連では24年5月からPFASの血液検査を開始しています。PFAS多摩の会は24年に8月に全国交流会を持ち、全国17団体と話し合いました。PFASU汚染は人権問題です。(要約)
浜松基地は汚染源であるにも関わらず、その責任を認めようとはしない。浜松市は浜松基地以外の汚染源があるかのような言いぶりだ。情報を公開させ、浜松基地からの汚染状況を明らかにしていこう。 (T)