まよなかしんや浜松コンサート07・6

 

  
2007年の浜松コンサート    2000年の浜松コンサート

2000年と2007年のライブのDVDがあります。見たい方は連絡してください。

 ●2007年6月8日夜、板屋町会館でまよなかしんやコンサートがもたれた。国家とその下での軍事組織が、海外派兵と新基地建設のために民衆を敵対視して動いている。たとえばそれは、イラク派兵についての自衛隊情報保全隊による市民監視報告書の暴露や、辺野古の新基地建設にむけて掃海母艦ぶんごを投入しての事前調査がはじまるという事態に示されている。

 しんやさんは、沖縄の平和の心性の歴史を満月夜のサンゴの産卵を軸に示し、辺野古での新基地建設の闘いを語り、平和の歌を歌った。

 歌った曲目は「清らに」「毎日15日はジュゴンの日」「命の海に杭は打たせない」「カムバックかぐや姫」「満月に歌う歌」「アキサミヨー」「なぜ少女は」「アカバナ」「チバリヨー」「命どう宝」ほか。2時間30分を歌い、語った。しんやさんは「簡単なコードでドラマチックに歌う」という。その表現は偽りのない想いにあふれ、人間の真実の方向性を示しているように思われた。                    (T)

 ●生な言葉で歌う数少ない吟遊詩人。日本のボヘミアン。ストレートにわたしのこころに響いてきた。今日も息子は歌う。「なぜ。なぜ。少女を救えなかったのか…」と。いつかまた会いたい。いつかまた聞きたい。またいつかいっしょに歌いたい。いつかまたみんなと歌いたい。 「ぬちどうたから」と。                    (中)

 ●久しぶりに”まよなか節”<歌とトーク>が聞けて、私は大変楽しかった。
 特に今回のトークは最前線で体を張って闘っている辺野古の報告なので、内容的にも気持ちも高ぶっていたと思います。ただ、あまり沖縄問題がわかっていない参加者にとっては少し長すぎたトークになってしまったかも?
 4月に辺野古の人間の鎖に参加したときも、まよなかさんも本当に頑張っていた。彼はいつも、どこでも、必死に闘っている。いつもその姿に感動がある。(E・T)