2011 桂林の旅

 

2011年1月3日から6日まで、桂林へ3泊4日の観光旅行に行った。中国は初めてである。日中戦争の際には、日本軍が桂林を占領し、その際に多くの街が焼かれたという。

今回のメインは漓江(りこう)下りである。小雨の降る中での4時間の漓江下りは、うたい文句通りの水墨画の世界であった。雨がやみ、船のデッキに出たときの景色はすばらしく感動した。もともと桂林は年間の降雨量が多く、晴れた日が少ない地方である。晴れた日ももちろんすばらしいのだろうが、小雨の降る中、霧につつまれた漓江も趣のある景色であった。

                             

 さて、旅行社が設定したツアーに参加したのだが、お土産店に多くの時間を割く日程には参加者からの異論が相次ぎ、後日、旅行社からは、謝罪文が送られてきた。ツアーとはいえ、歴史や文化を理解し、友好につながるようなものを計画すべきだろう。 [池]